2003-07-23 第156回国会 参議院 本会議 第42号
委員会におきましては、発議者を代表して、衆議院議員中山太郎君より法律案の趣旨説明を、また衆議院議員逢沢一郎君より修正の趣旨について説明をそれぞれ聴取した後、法律案及び修正案の提出者、福田内閣官房長官等に対して質疑を行ったほか、四名の参考人から意見を聴取いたしました。また、厚生労働委員会と連合審査会を行い、坂口厚生労働大臣等に対しても質疑を行うなど、慎重な審査を行いました。
委員会におきましては、発議者を代表して、衆議院議員中山太郎君より法律案の趣旨説明を、また衆議院議員逢沢一郎君より修正の趣旨について説明をそれぞれ聴取した後、法律案及び修正案の提出者、福田内閣官房長官等に対して質疑を行ったほか、四名の参考人から意見を聴取いたしました。また、厚生労働委員会と連合審査会を行い、坂口厚生労働大臣等に対しても質疑を行うなど、慎重な審査を行いました。
○衆議院議員(中山太郎君) 御婦人のと申し上げました、もちろん男性もやはり問題を抱えている、これは産婦人科学会の専門誌でも報告されております。そういったことで、御夫婦でこの不妊がどこに原因があるかということをお調べいただくようなこともコスト的にも十分配慮できるような社会を作っていくべきだと思います。
○衆議院議員(中山太郎君) いわゆる婚外子の問題の御指摘だろうと思いますが、生まれてきた子供たち全部を対象に私どもは施策を打つべきだというふうに考えております。
○衆議院議員(中山太郎君) 亀井委員にお答え申し上げます。
○衆議院議員(中山太郎君) 少子化対策につきましては、基本的には行政の行うべきものでございますけれども、国民も少子化社会の現状を理解し、安心して子供を生み、育てることのできる環境の整備に努めることは、国民も社会の一員である以上、当然のことであろうと考えております。
○衆議院議員(中山太郎君) 社会の個人個人にとってこの少子化という現象が、何十年あるいは百年というような長期のスパンで国家の形というものを政治は見ていく必要があると私は考えておりまして、そういった中では、この個人個人の問題もさることながら、国の形がどうなっていくかという問題が政治の大きな一つの課題であろうと考えております。
○衆議院議員(中山太郎君) お考えのとおりであります。
○衆議院議員(中山太郎君) そのとおりでございます。
○衆議院議員(中山太郎君) 政府がやります少子化社会対策会議のメンバーでございますが、これはもう先生御案内のように充て職になっております。私は、充て職は決して好ましいことではないと思っているんです。事によってはいろんな構成要員を考えなけりゃならない。
○衆議院議員(中山太郎君) 委員御指摘のとおり、個人の結婚、出産、それは全く、結婚の場合は両性の合意ということは規定されておりますけれども、出産については御夫婦で相談をしていただく、こういうことが原点ではないかと思います。しかし、あくまでもお産みになるのは奥様の方あるいは御婦人の方でございますから、それは当然、御婦人の意思というものが尊重されております。私はそういうふうな考えを持っております。
○衆議院議員(中山太郎君) ただいま議題となりました少子化社会対策基本法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国における急速な少子化の進展は、平均寿命の伸長による高齢者の増加と相まって、我が国の人口構造に大きなひずみを生じさせ、二十一世紀の国民生活に深刻かつ多大な影響をもたらすものであります。
○衆議院議員(中山太郎君) 今、委員からの御指摘は非常に大事な点だと思います。スカンジナビアの国々はスカンジナビア・トランスプラントのネットワークができておりますし、ユーロ・トランスプラント・ネットワークというもののセンターがオランダのライデン大学にございます。またUK・トランスプラントのネットワークがロンドンにございます。アメリカはUNOSという制度がアメリカとカナダをカバーしております。
○衆議院議員(中山太郎君) 田沢委員御指摘の、移植の法案が通った後、移植でどのような人たちがドナーになり、どのような数が行われた、どのような種類の移植が行われたということを、公平公正に行われることを確保するために国会に報告しようという先生の御提案には賛成でございます。
○衆議院議員(中山太郎君) 私どもは、先生の法律専門家としての考え方についてもそれなりに貴重な御意見だと思いますが、人の死という問題は、先ほどアメリカの例を山口委員からもお話がございましたけれども、世界的な医学の合意事項、これがやっぱり日本の医学界もそれに合意をしているといったことで、死の診断権を持っている医師がその診断行為を行うということについて法律的に認められているわけでございますから、ここでの
○衆議院議員(中山太郎君) 故人の生前の御意思ということで尊厳死が認められているというふうに私は理解しておりますので、私は生存中のリビングウイル、これがやはり原則であろうと考えております。
○衆議院議員(中山太郎君) 憲法のこの規定というものは、基本的な法律として私どもはこれを尊重する義務を持っているものと思っております。
○衆議院議員(中山太郎君) 現在の法案を御審議いただいている状況の中で、将来の問題についてどうこうするということを現在考えておりません。
○衆議院議員(中山太郎君) 拒否権という言葉を私先ほども御質問のときに申し上げましたけれども、前回拒否権という言葉を使いましたが、結果として拒否した形になると思います。つまり、御家族が同意しないわけですから。
○衆議院議員(中山太郎君) 今、佐藤委員からの御指摘も私どもは十分考えております。 病理解剖する場合でも、めったに来ない親類の人が来て反対をしたために、同居の親族が賛成しておってもできないというケースも私もたびたび経験してまいりました。
○衆議院議員(中山太郎君) その場合に、外国の法律で私どもがちょっと勉強しましたところでは、御本人に選択できる意思が脳死状態でないわけですから、生前にそれを決めておくということも一つの考え方としてはあろうかと思います。
○衆議院議員(中山太郎君) そのとおりでございます。
○衆議院議員(中山太郎君) そうでございます。
○衆議院議員(中山太郎君) 当然ございます。
衆議院議員中山太郎君、本院議員猪熊重二君から順次趣旨説明があり、これに対し、関根則之君、水島裕君、山崎順子君、谷本巍君、一井淳治君、西山登紀子君の順にそれぞれ質疑を行います。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約二時間二十分の見込みでございます。
○衆議院議員(中山太郎君) ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 欧米諸国では、既に脳死をもって人の死とすることが認められ、脳死体からの臓器移植は日常的な医療として完全に定着しており、年間九千件を超える心臓や肝臓の移植が行われております。
○衆議院議員(中山太郎君) 関根議員のお尋ねにお答えをさせていただきたいと思います。 まず第一問、脳死と臓器移植の問題についてこの五年間の国民世論の動向がどのように変化し、現在いかなる状況になっていると認識されているかという御質問でございました。
衆議院議員中山太郎君。 〔衆議院議員中山太郎君登壇、拍手〕